*新 婚 旅 行 の ナ ゾ*
(メールマガジンでお届けに上がる商品のほんの一例です。)
 今回の帰省で、オドロクべきコトが発覚した。
ソレは、『ウチのかーちゃんの新婚旅行先は、水上だった!』というコトだ。しかも、“聚楽”。(←“じゅらくよ〜ん”のTVCMでお馴染み。)

 ナンでこんなコトがオドロクベキコトかとゆーと、ジツは、ワタシの中で彼女の新婚旅行先は、長〜い間、ヒミツのヴェールにつつまれていたのだ。

 何故か。

 @まず、ワタシが子どもの頃、かーちゃんに、
「おかーさん、新婚旅行ドコだったーん?」
と訊いた時、彼女は熱海♪と言ったのだ。もしかしたら、ワタシのオモイチガイかもしれないが、その様に言ったのだ。

 多分、かーちゃんなんかの時代には熱海は新婚旅行のメッカだったから(今思うと)おそらく彼女はワタシにミエをはったのだろう。

 Aその後、だいぶたってから、
「そーいえば、おかーさんの新婚旅行先ってドコだったっけ?」
と訊いた時、今度は水上だよ、水上っハキ捨てるように言った。

 多分、その頃は恐らく、新婚旅行に海外旅行なんかも流行ってきた頃で、ま、オヤジにも愛想つかしてたトコロもあって、そっちが真実だったのだろーが、その時ワタシはまだ依然として子どもだったので“かーちゃんの新婚旅行先”について、もうその時点でアタミだったんだか、水上だったんだか、全くキオクがコンランしてしまった。

 Bオマケにワタシは、長い間水上と草津の区別がつかなかったため、コンランは更に深まり、以来、ワタシの記憶の中で、彼女の新婚旅行先は常に“熱海か、水上か、草津のどれか”とゆー三択になってしまっていたのだ。


 ま、水上と草津の区別もつかないんだから、もしかしたらワタシが初めに草津と聞いたのを熱海と思いチガイしてしまったという可能性もあるのだが、かーちゃんには、余罪もあるのだ。


 ワタシは、未だにかーちゃんの年がワカラナイ。
 履歴書などで、かーちゃんの年を描かねばならない時、ワタシは常に以下のよーなメンドクさいケイサンをする。

自分の歳+24+2=かーちゃんの歳

 コレは、ワタシがかーちゃんの年齢をどーしても書かなければいけないのに、どーしてもワカらなかった時“ワタシとオヤジが同じ干支で、かーちゃんは、とーちゃんより2つ姐さん女房のハズ”という情報をモトにあみだしたスバラシイ算出方法なんであーる。

 このよーなわざわざケーサンしなくては自分ちのかーちゃんの歳がワカラナイ、といった馬鹿気た現象も、かーちゃんが(恐らく42の時)自分の歳は40才だとワタシにサバをよんだタメに始まったのだ。

 それは最初は2才のコンランだったかもしれないが、アホなワタシののーみそはそのうち“かーちゃんの年齢そのもの”にコンランをきたし、遂にかーちゃんの歳がマッタク「???」になってしまったんであーる。(もしかしたら、繰り返しサバ読まれてたのかもしんないし。)


 ま、コンランしちゃうワタシもワタシだけどさー・・・ムスメに経歴詐称すんなよ、かーちゃん・・・はぁ。(←脱力。)


 子どもはヨソ様になんでもはなしっちゃうからなー・・・
 “テキを欺くタメには先ず味方から”てか?!かーちゃん。