*淋 し い 。*
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 なんかもー、ずっと喘息だ。苦しい。はぁ。
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 この世に淋しくない人というのは存在するのだろうか。

 昨日に引き続き親父ネタだが、親父は鬱になるとよく泣きながら私に電話をかけてきた。親父は「淋しいんだよぉ、淋しいんだよぉ」と泣く。

 私から言わせれば、人間というのは本来淋しい生き物なんだと思う。だから淋しくない状態をスタンダードだと思わない方が良い。

 ところが親父の様な奴は、淋しくない状態の方が真っ当だと思っている上に、これ程淋しいのは(いい年こいて)世の中に自分だけだと思っている。そのくせ、一旦鬱をやり過ごしてしまえば娘に泣きながら電話をかけた事実など、きれいさっぱりと忘れてしまう。それは、本当に嘘の様に忘れてしまうのだ。そして又時期が来ると「淋しい」と泣いてすがる。

 まぁ、親父の懲りないループはさておいて、私はやっぱり人間は生まれながらにして「淋しい」生き物なんだと思う。それは何故なんだろう。

 ・・・こないだ、雷波(「雷波少年」NTV)で牛の出産を視ていて思った。

 ひょっとして、この人間の「淋しい」というルーツは、人間の宿命『生理的早産』とナニか関係があるのではないか。いや、ある。きっとある。ちょっと考えただけでも検証に値する仮説が沢山たつ。何で今まで気付かなかったのか、是非掘り下げてみたい事柄だ。
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 生まれたての子牛は湯気を立て、ツートンカラーで立っていた。

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