◆ オカルトでゴメンナサイ(^_^;)2/3 ◆

 つづきものです。出来たら一回目、二回目(7月2日、5日分から読んでね)

 しかし、人間フシギである。「できっこない」と思ってたモノが、いざ自分が出来ると、地球上の全ての人がデキると思ってしまう。

 次の日。

 私は妹とさる人にその話をコーフン気味に話した。

 実は「みんな出来るはず」と思いつつも、なんか、コワかったので他の人にも「曲げさせて」見たかったのだ。


 んで、案の定「まず、目の前でやってみせろ」と言われ、又やった。
んで、その日もやっぱりタオルに包まれたスプーンは「ひょっ!」とイってしまう。

 相手にもやらせて見た。出来ない。

 「タオルナシでも出来るらしいよ」と私が言うと、早速リクエストされた。
一回目は「見られている」とカタにチカラが入ってしまって出来なかった。

 しかし、二回目、見られていない所でやった。出来た。三回目。見られてても出来た。テレビでやる様に、左手でスプーンを持って、右手の人差し指でスプーンのお玉の先を「ひょいっ」とやるのだ。

 ひょいひょいと、ウチのおしゃじは曲がっていく。三本目にはスプーンの丸い部分がそっくり返って柄の部分にくっついてしまうようになってしまった。

 ・・・コワい。

 しかも、その「柄にくっついてしまった三回目」には、まるで「スプーン自身が自分から曲がっていった」様なカンジだったのだ。

(何しろ、余りに勢い良く予想だにしなかった角度までひん曲がってしまったので、左手の親指の爪が割れてしまった位だ(^_^;))

 さかあがりの出来ない子を何度も補助していて、ホントはもう自分だけのチカラで出来る様になっているから、只手がその子のお尻にちょっと触れただけでくるんとまわって行ってしまう様な、って表現すればいいのカナ。

 (ともかく)・・・マスマスコワい。

 当然、曲がったスプーンは「自分では直せない。」

 なんか、火事場の馬鹿力で曲げてしまっている様なモノで、曲がったスプーンは直せないし、両手を使って力づくで曲げようとしても曲がらない。


 ・・・何で曲がるの?


 気孔の一種で曲がるってホストの人は言ってたみたいだけど。

 私の場合、カタに力が入ってると曲がん無いんだよな。
やっぱ、脱力してる時って思わぬチカラが出るモンなのかな?「膝カックン」見たいに。(「膝カックン」:ぼーっと立っている人に背後から忍び寄り、自分の膝で相手の裏膝をつつくと、立っている人が「カクッ」っとなってしまう。ある意味危険なおふざけ(^_^;))

 ん・・・?待てよ。

 「膝カックン」なら、チカラ抜けてるのは私の方じゃなくって、スプーンの方ぢゃん!
とすると「カタにチカラ入っちゃってる」のは、(私の方じゃなくて)スプーンの方って事か?と半ばマジで考えている私であった。


 *↑この茶文字のヘンが私も結構オカルトである。(^_^;)

おしまひ。(^_^;)
◆ 改築記念 02月09日〜15日 1999 ◆