* 大富豪大貧民 * (メールマガジンでお届けに上がる商品のほんの一例です。) |
ワタシは豪州に滞在中、結構な田舎に住んでいたワケですが、で、田舎らしく娯楽施設というのは殆ど無かったワケです。 それで帰国後友人に「所でオーストラリアでは何して遊んでたの?」と尋ねられた折、 「『大富豪大貧民!!』すっごくおもしろかったんだよ〜っ!」 と答えました所、 「トランプやってたなんて、よっぽどヒマだったのね〜」 と半ば呆れられてしまって、考えてみたら如何に若人と言えども大の大人がよってたかってマジんなって連日連夜「大富豪大貧民」にアツくなってたなんて、ちょっとおかしいですよね。 でもゲーセンやおしゃれなショッピングセンターは無かったけれど、ちょっと自転車で走るとマングローブの林があったり、目の覚める様な色の(しかも大抵でっかい)色んな鳥が時間、時間で庭に来たり、 それはそれでワタシは十二分に楽しかったのですが、中にはそんな田舎暮らしが嫌で早々に移動してしまう人も居ました。 ---- ワタシは勤めている所に日本人が居なかったので、普段はよく日本人の子と遊んでいました。 物価が安かったので週イチでホームパーティしたりして。 でっかいオーブンがあったので、ターキーや鶏を丸焼きにしたり、手巻き寿司をしたり・・・ その内料理好きの子が次々と引っ越して来て、大変美味しい思いをしました(^-^)。 そんな時、決まってやったのが『大富豪大貧民』だったのです。 別にお金を賭けるでもなく、しかもカードはカジノの払い下げの穴の空いてるトランプをリサイクルショップで買って来たものだったのですから、本当にお金の掛からない遊びでした。 でもみんなすごい盛り上がったんですヨ。 で、それっていわば全国の日本人の子達が集まってトランプしてたワケで、その時ワタシは初めて『大富豪大貧民』には地域限定ルールがあるって知ったのです。 遊んでる途中で「なんじゃそら」って言う、聞いたことも無いような技(?)が出たりして・・・ ----- 中でもお気に入りだったのは千葉の野田という所のコが教えてくれたルールで、ワタシ達は勝手に『野田式』って呼んでて、新しいお客様が来ると 『野田式』でやるよ! と『野田式』の説明をしていました。『野田式』でやると逆転チャンスが多く生まれて来て、ちょっとUNOっぽくなるんですヨ。 2とか12とか、強い数字を持って無くても勝てちゃうの。だから『大富豪大貧民』のミソの世襲っぽいルールは吹き飛んじゃって、みんなベンチャー企業家みたいな感じになっちゃうんだけど。 『野田式』をざざっと説明すると、多分みんながこれは共通だっていうコアルールにプラスするルールがあって、それらはそれぞれ ----- *革命(これはコアルールかな?同じカードが4枚で3が最強になるってヤツ・・・で良かったっけ?) *8切れ(8を出すと、その時点でその場が流れて8を出した人から再開する) *イレブンバック(11を出すとそこから逆回りになって3が最強になる。但し場が切れたら元にもどる。場が切れる前に11を出すとイレブンバック返しで更に逆転、2が最強になる。) *しばり(2番目にカードを出した人が、最初に出した人と同じ種類のカードを出した場合、そこからその種類のカードに限定する事が出来る。) *上乗せ(う・・・上手く説明できません。) その位だったかな・・・もっとある様な気がしたんだけど・・・今はちょと思い出せません。(どなたかご存じでしたら教えて下さい。又、地域限定ルールがある方も教えて下さい。) それから、コアルールからマイナスするルールとして、 続けてゲームをする時、一番負けの人が手持ちのカードの一番良いカードから二枚を抜いて、一番勝ちの人の手持ちのカードの一番悪いカードからの二枚と交換する、っていうルールは無しになります。 ----- 是非お試しあれ。 って、日本に居て『大富豪大貧民』する事なんてないよネ。 そもそも、あの時の大富豪仲間が集まっても日本ではそんな事しないしなぁ・・・ 又あつっくるしい夜、汗かきながらやりたいな、大富豪。 |