*おかもち。なかまち。なかおち。*
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  というワケで、耳鼻咽喉科に行った。

 朝の8時から受付して、待ちに待って10時半頃やっと「中待ち」に呼ばれた。「中待ち」っていうのは、マチアイ室と診察室の間のちょっとVIPな待合い所のコトで、そこに呼ばれるといよいよ「次はアタシか〜」なんて、みょ〜にドキドキしたりする。

 んで、今日行った病院の耳鼻咽喉科の「中待ち」は、診察室とカーテンで仕切られているだけだった。ハッキリ言ってセンセイの話している事なんかが丸聞こえ。
 いよいよ次は私の番。カーテンに一番近いイスに腰掛けていると、(カーテンの)中から医師らしき男性の声とバシャバシャとレントゲンを台に差し込む音が・・・

>・・・あのね、コレやっぱり口内炎じゃないね〜腫瘍だね、コレ・・・
>・・・ココじゃちょっと設備が無いから○○病院ね、ご紹介しますから・・・
>・・・いや、腫瘍って言ってもね、イロイロあるからね・・・
>・・・こちらからね、レントゲンとか、CTの写真とかね、全部お送りしますから、○○病院の方でね、とってもらって・・・
>・・・いや、そんなに進行してるってワケじゃね・・・

 ナゼか患者の声は聞こえて来ない。
「○○病院」って言ったらここいらでは別名「癌センター」って言って有名な病院でアル。そもそも口内炎でCTスキャン???

 ・・・どうやらカーテンの向こうでは結構シビアな会話が繰り広げているらしい。

 名前呼ばれるまでさ〜このまま帰っちゃおっかと思ったよ。だってさ、どう考えたって
『うなぎの骨がベロの付け根にささっちゃって3週間も取れないんです』
なんてフザけてるぢゃん。フザけ過ぎ。