* 魅 惑 の 風 船 *
(メールマガジンでお届けに上がる商品のほんの一例です。)
 嗚呼、魅惑のフーセン。

 ワタシはアレが配られているともう、いてもたってもいられない。

 どうして、あんなにワタシのココロを惑わせるのか。

 ワタシはもう、あれが配布されていると、もらわずにはいられないのだ。

 でも、ワタシは良いことにあまりハジの無い人なので、人前でもへーキでフーセンがもらえる。ふふん。

 先日も、友人とイトコの三人でお街を歩いており、その際道端でフーセンを配っていたのだが、貰えたのはワタシだけである。

 その時ワタシはヒジョーにトクイであった。(みんなも、ムリしないで、もらえばいーのにぃ)とピンクのフーセンを手に持ちながらオモった。

 んで、「ふっふん」と自慢すると、友人のSクン(23歳)はワタシを見て「よかったねぇ」とのたまわった。

 ワタシはちょっと馬鹿にされたよーな気がして「ふんっムリしないでSクンも貰えば良かったのにぃ」と言うと、Sクンは別にフーセンが貰えなくっても構わないんだ位のコトを言うではないか!!

 「ふっふっふん、ムリしちゃってぇ、ホントはホシイくせにぃ」というと彼は、又々別に欲しくない位のコトを言うではナイカ!

 オマケに、コドモだと思っていたイトコ(21歳)のAちゃんまで、カオを赤くして笑いながら欲しく無いと言う。なんか、どーやらふたりはほんとーにフーセンを欲しくないそぶりなのであーる。

 (ががーん!)

 ワタシは、今まで全てのヒト(老いも若きもオトコもオンナも)はフーセンがホシイモノとオモっていたのだ。

 只、オトナになるとなんとなーく、大人気無い気がして、カッコワルイ気がしてフーセンをもらう勇気が出ないだけなのかと思っていたのだ。まさか、フーセンに対する情熱が薄れてしまうコトなんてあるのかぁかぁかぁかぁ(←アタマの中で響いている。)

 でも、その時はまだその真実をワタシは信じてはいなかった。まだ、ココロの奥底では(みんな、ほんとーのトコロはフーセンがほしいのダ。)ひとりごちていたのだ。


 似たようなトコロで、TV番組にも同じよーなコトが言える。

 ワタシはNスペも好きだが幼児向けのTV番組も大好きなのだ。それは、シャレとかではなくて、ココロの底から楽しめるのだ。

 尤も最近は、「あんぱんまん」に多少の疑問は抱くものの、まぁ基本的に3チャンネルは大好きだ。(「お母さんといっしょ」「英語であそぼ」などなど)

 このような子ども向け番組も、みなさん、オトナになるとなんとなく、カッコ悪いし、恥かしいから視ないだけで「視ればゼッタイおもしろい」とワタシはオモウのだが。

 ま、そのよーな信念のモト、ワタシは今日もオトナの友人のみなさまに、「コジコジ」(放映はもうおわっちゃいました(;_;))と「ハッチポッチステーション」の布教活動をしている。コレは厳選されたコドモ番組で、オトナのヒトが又再びコドモ番組を楽しめるよーになる、導入となるに違いないという自信の2番組でアル。

 ところが、布教活動をする私に対して「フツーね、その時間は仕事してんのよ、シ・ゴ・ト」などと友人の反応は得てして冷たい
(んもー、みんな、シャイなんだからぁ、ホントーは好きなくせにぃ。)

 それでもメゲずにワタシは(んもー、みんな、シャイなんだからぁ、ホントーは好きなくせにぃ。)という信念のモト、「一度、視てみればぜーったいオモシロイって!!」と、ニチヤ布教活動に従事していた訳であります。が、そのトコロ、彼氏にバシッと言われたんでゴザイマス。

 「・・・お前な、

“水戸黄門”視てオモシロイか?!


・・・ナルホド、幼児番組もフーセンも、ふつー大人の人は楽しくないんですね。とほほ。

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