*「花泥棒は罪にならない」のか? * (メールマガジンでお届けに上がる商品のほんの一例です。) |
えっと、今日はかーちゃん語録、っつーか上州弁語録ってトコかな。 「もうせん」 意 味/昔、以前 使い方/「もうせんさぁ、みんなで東京タワー行ったがー?」 「食べりー」 意 味/「食べなさいよ」を(語気は強いが)やさしく言った感じ。 使い方/「ほら、これ食べりー」 「幾時?」 意 味/何時? 使い方/「あれッ今幾時?もう行かなきゃ!」 「ばかすかし」 意 味/馬鹿野郎。でもこの場合、相手が男性でなくとも構わないので結構有効かも。 使い方/「こっのッ!馬鹿すかしッ!!!」 「花泥棒は罪にならない」 意 味/上記語彙の通り 使い方/以下の通り ある日、かーちゃん家に行くと部屋一面が水色だった。 よっく見ると、壁といわず、床といわず天井といわず、アジサイの花が所狭しと飾られているのだ。(うっひゃーかーちゃん、スゲー!でもキレー!!コレだからこのヒトの子どもはやめられない^^;) その頃のかーちゃんは、離婚していて県営住宅にふーたんとふたりで住んでいて、んで、そん時借りていたかーちゃん家は、生活は苦しーんだろーけどなんか、「お気に入りのモノだけに囲まれた生活」ってカンジがして「ひとつ残らず君を悲しませないものを 君の世界のすべてにすればいい♪」ってゆー大沢誉志幸の歌詞を思い出すよーなウチだった。カーテンも、ベッドスプレッドもテーブルクロスも全部黒地に紅の薔薇模様にしてしまったこともあった。でも、この天然色の「青の部屋」は今でも忘れられない。 NEKO>かーちゃん、コレどーしたの? 猫母>ん?いーだろー?(^ー^) NEKO>ん、良い・・・ぢゃなくって、紫陽花だよ、アジサイ! 猫母>ん?とって来た。(^-^) NEKO>え”ーまたぁ?何処でさー? 猫母>ん?○○(確か工場の名前)のトコの塀さー。いーっぱい咲いてるーん。(^▽^) NEKO>えーそこでー?こんなにいっぱいー?とってきちゃったのー? 猫母>んー?(と、ここで彼女はヘップバーンの様に愛らしい笑みを浮かべながら)前から○○にいーっぱいアジサイが咲いててさー、会社行くときいつも通るんだよー。キレイだなーって思ってさー、(咲いてる場所を)覚えといて、夜になってからさー、取りにいったーん(*^▽^*) NEKO>はぁ・・・ねぇ、だいちさぁ、コレ、植えてんじゃないのォ?! 猫母>いーんだよ、「花泥棒は罪にならない」。(←大真面目) ・・・あたしはね、かーちゃん、そのコトバはね「花の美しさに一瞬、ココロ奪われてしまって、はっと気付いたら思わず手折ってしまってた」なんて、そんなよーな時使うコトバなんだなって、最近気付いたんだよね・・・かーちゃんのは、すっご計画的ぢゃんね。まー、ワタシが子どもの頃、交差点(それもけっこー大きな)を曲がったトコロで急にかーちゃんが車を止めて衝動的に道端に咲いてた(確かそれも植えてあったヤツ)ユリかなんかをばきばき折って車でトンズラしたこともあったけどさー、それを手伝わされた時も思ってたんだけどさー・・・やっぱ、かーちゃんの「花泥棒は罪にならない」ってのはさー、ちょっと違う気がすんだよねー??? どーでショウ、みなさん? ちなみに・・・今ではこーしたかーちゃんの罪にならない花泥棒の片棒はかついでイマセン。ワタシは。 |