15みすぼら女子大生

相当分不相応に有名な女子大に何故か合格。しかし、受かったもののお金が無い。
困っていたら予備校の校長先生がポン!と入学金を貸してくれた。ありがたや。

びんぼーで学校半分、怪しいクリニックで半分仕事した。
ノートを買うお金すら事かいてて、事務室の失敗コピーをもらってそれをノート代わりにしてた。

友達はワタシの事を「日本一びんぼーな女子大生」と、呼び、

先生は、「学校一授業料のモトを取った生徒」と呼んでいた。

守衛のオヤジは、あまりに場違いにきちゃない格好のワタシを
どうしたって学内の生徒とは見なせなかったらしい、

よく職務質問をした。